【もののけ姫】タイトルに隠された謎
なぜ「もののけ姫」というタイトルになったのか。
それは、「鈴木敏夫が悪い」という情報が。
もののけ姫の最適なタイトルは「もののけ姫」じゃんないんです
「アシタカせっ紀」っていうのが元々のタイトルでした。
「せっ紀」というのは、宮崎さんの造語ですから伝説だと思ってください。
元は「アシタカ伝説」っていうタイトルなんですね。
この「アシタカ伝説」というところから始まったら
みんな主人公はアシタカかなと思って
アシタカの物語を追いかけて見ることができます。
でも、「もののけ姫」にされちゃったんですね。
これはね昔、岡田斗司夫が「オネアミスの翼」という映画を造った時に
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バンダイさんが「リィクニの翼」にしてくれと言ってきたですね。
そこで、
「いやいや、リィクニ主人公じゃないしあんなの主人公と思ったら話が歪みます」
って言ったんですけども、もう向こうは「風の谷のナウシカ」みたいに
「なんとかのなんとか」→「リィクニの翼」としたかったんですね。
「リィクニが抽象的な意味で受け取れるような話でいいじゃないか」
「映画館に行ったら違うって分かるから大丈夫だよ」
と言われたんですけども、絶対ダメなんですよ、そんなことやったら。
この映画を「もののけ姫」というタイトルをにしてしまったことを
宮崎駿はすごい嫌がったんですけど
半ば無理やりに先に金曜ロードショーでオンエアする、という強行策を取って
無理やり「もののけ姫」として発表したんです。
そのおかげですごい印象が歪んじゃってるんですね。